こんにちは、てんこです。
「内向型」という言葉をご存じでしょうか?
一言でいうと、
自分の内面からエネルギーを得る気質のことです。

「内面」ってなに?
内面とは、
『自分の価値観、興味、アイディア、思考、感情』など。
内向型は、外からの刺激ではなく、自分の中で力や元気を感じるエネルギーをつくっているんです。
つまり、
内向型は「自分と向き合うことで満足感を感じやすい」ということ。
逆にいうと、外部からの刺激が多い環境はストレスになります。
・コミュ力に自信がなくて聞き役になりがち
・初対面だと緊張状態MAXになる
・大人数の場はぐったり疲れる
・予定外のことがあると脳内パニック
・仕事終わりに「1人反省会」をよくする
これらの悩みが1つでも当てはまるなら、内向型かもしれません。

ちなみに、
私は超内向型人間です。
1人で黙々と作業するのが好きだし、たくさんの人と関係性を築くのは苦手。仕事関係の飲み会は行きたくないので、コロナ渦で自粛になって密かに喜んでました(笑)
そんな私が「内向型を強みにして自分らしく生きるコツ」を伝えます。
自分の強みを発揮できるようになると、ストレスが少ない状態で過ごせます。(最高だね!)
・自分を好きになりたい
・自信をもてるようになりたい
・自分らしさを活かして仕事をしたい
このような心の奥底に秘めた
切実な想いがある方はどうぞ最後までお読みください。
内向性を調べよう!自己診断テスト30問

たぶん、自分は内向型かな
そう感じている方の中にも、外向型の気質を持ち合わせている可能性はあります。
内向型か、外向型かを判断するために
簡易の自己診断テスト16問を下記のポストに載せています。
ぜひお試しください↓
内向型か、外交型か。
— てんこ@強みの見つけ方 (@922TAIchan) September 18, 2024
これを知ってるだけで
グンっと自己理解が深まるので
診断してみて🙂
チェック項目↓
(YESかNOの2択)
"あるがままの自分"で答えるのがポイントです🌟
では、
いきます。
↓↓↓
————————————
【A】パターン(8問中YESはいくつ?)…
この記事では、
さらに内向性を詳しく調べるための自己診断テスト30問を紹介します。
「内向型を強みにする」という本の内容を引用したものです。

この診断をすると
自信につながるよ。
「自己理解を深める」というのも内面からエネルギーを得る方法の1つ。
自分の感情や行動の理由が分かるようになると「自分ってこうなのか」と受け入れやすくなります。自分を認識して安心感を得るわけです。
質問は(○か✕)で答えるだけ。
○の数を合計したら、診断結果をチェックしてね。

完全な内向型だと思うひとは
✕を数えたほうが楽かも(笑)
引用:内向型を強みにする
- 休息が必要なときは、グループで過ごすよりも、自分だけか、二、三人の親しい人と過ごすほうが好ましい。
- プロジェクトに携わるときは、細切れでなく、まとまった長い期間を与えてもらうほうがいい。
- 話をする前に予行演習を行うことがよくあり、ときには自分用にメモをつくる。
- 概して、話すより聞くほうが好きだ。
- 人から、物静かだ、謎めいている、よそよそしい、冷静だと思われることがある。
- 祝い事は、大きなパーティーを開くより、ひとりの人か、数人の親しい友達だけでしたい。
- 通常、返事をしたり、話したりする前には、考えなくてはならない。
- たいていの人が気づかないような細かなことに気づく。
- ふたりの人が喧嘩をした直後には、緊迫した空気を感じる。
- 何かすると言ったら、ほとんどの場合、そのとおり実行する。
- 仕事に締め切りや緊急性があると、不安を感じる。
- あまりに多くのことが同時進行していると、朦朧(もうろう)としてしまう。
- 何かに参加するかどうか決めるのは、しばらく見学してからにしたい。
- 長期的な人間関係を築くほうだ。
- 他人の邪魔をするのは好きでない。邪魔されるのも好きでない。
- たくさんの情報を取りこんだときは、整理するのにしばらく時間がかかる。
- 刺激の多すぎる環境は好きでない。世間の人がなぜホラー映画を見にいったり、ジェットコースターに乗ったりするのか、さっぱりわからない。
- 匂い、味、食べ物、天候、騒音などに強い反応を示すことがある。
- 創造的で想像力に富んでいる。または、そのいずれかである。
- たとえ楽しんだとしても、社交的な催しのあとは消耗してしまう。
- 人を紹介するより、紹介されるほうが好きだ。
- 人のなかや活動の場に長くいすぎると、不機嫌になることがある。
- 新しい環境には、しばしば居心地の悪さを感じる。
- 人に家に来てもらうのは好きだが、長居されるのは好きでない。
- 怖くて折り返しの電話をかけられないことがよくある。
- 人と会ったり、突然発言を求められたとき、頭が空っぽになることがある。
- ゆっくりと、あるいは、とつとつとしゃべる。疲れているときや、考えながら話そうとしているときは、特にその傾向が強くなる。
- ちょっとした知り合いは、友達とは考えない。
- きちんとしたかたちになるまで、自分の作品やアイデアは他人に披露できないと感じる。
- 周囲の人に、自分で思っているよりも頭がいいと思われて、驚くことがある。
お疲れさまでした。
○の数に応じて、診断結果を確認してくださいね。
引用:内向型を強みにする
- 20〜30……完全な内向型。したがって、あなたにとっては、自分のエネルギーの流れを維持する手段と、自分の脳の情報処理の方式を理解することがきわめて重要だ。あなたは、自らの考え、印象、希望、価値観を通して世の中をかかわっている。外部の環境に左右されてはいない。本書は、あなたが内部の情報を活かして自らの道を切り開く一助となるかもしれない。
- 10〜19……中くらいに位置する。ちょうど両利きの人のように、あなたは内向的でも外向的でもある。おそらく、ひとりになりたいという気持ちと、外出して人と交わりたいという気持ちの板挟みになることがあるだろう。したがって、自分が確実に元気づくのはどんなときなのかに留意することが、とても大切である。あなたは、独自の考えや感情と他の人の基準の両方に基づいて判断を下す。そのため広い視野が持てるが、ときに物事の両面を見てしまい、立ち往生する場合もある。エネルギーとバランスを維持するため、自分の気質を評価できるようになることが大切だ。このことについては、さらに第2章で述べる。
- 0〜9……外向型寄り。あなたは、他者の価値観や現実に照らして、判断を下す。また、現実の枠のなかで働いて、変化をもたらす。中年に近づき、体力が衰えてくると、人と会うのをちょっとやめて、ひとりになりたいものの、何をすればよいのかわからないという状態におちいり、驚くことがあるかもしれない。孤独が必要になったとき何をするのが自分にとって最良なのか、思い出すすべを身につけるといいだろう。そのためには、あなたは内向型のスキルをもっと学び、外向型のスキルとバランスをとらなければならない。
私は30個中、28個当てはまりました。
あなたはどうでしたか?

完全な内向型だった

意外だけど
外向型の気質もあるみたい
内向型、中くらい、外向型寄り。
どんな結果であれ「自分はこういう気質なんだ」と理解して、
”自分らしさ”を活かしてほしいと思います。
誤解しがちな「強み」の認識
では、
内向型の自分らしさを活かしていくために
代表的な「内向型の強み」についてお伝えします。
…が、
どうしても、事前にお伝えしておきたいことが1つ。

自分は
強みなんてないよ…
そう思っていませんか?
もし、そうなら
1つだけ誤解してることがあるかもしれません。
・
・
・
それは、
「他人より優れている強みじゃなきゃダメ」と思い込んでいること
です。
「自分はこれだ!」って思える強みがない。
— てんこ@強みの見つけ方 (@922TAIchan) August 28, 2024
”才能は誰でもある”ってことには気付けたけど、
実に平凡な強みしかないなぁ…
そう感じてた。
当たり前です。
強みは育ててなきゃ、才能は育てなきゃ。
自分に「ないもの」を嘆くんじゃなくて、
「あるもの」に目を向ける。
自己受容ってそーゆーこと
強みとは、
「自分が無意識に、当たり前にできること」を育てたものです。そこに他人は関係ありません。
まず、自分のあるがままを受け止める。
そこから自分の強みを磨くために、知識を学んだり、スキルを身につけたりすることで、仕事での成果も生まれてきます。
実際、
私はこれから紹介する『内向型の強み』をモロに活かして、
有料コンテンツを80部売った経験があります。
しかし、
当時は『自分の強み』を認識できていませんでした。
他者比較をして「自分なんてダメだ」と自己否定ばかりでした…。
65万以上自己投資して、自己理解をどんどん深めていくうちに「あ、この強みを無意識に活かしてたんだ!すごいじゃん!」と徐々に自分を認められるようになりました。
もし、
現時点で「強みがない」と思っている方は
他人と比較していないか振り返って

こんな当たり前なことなのに
「強み」って言っていいの?
と、
ちっぽけに思うくらいのことが「強み」になると知ってくださいね。
内向型の5つの強み
内向型と言っても、
左脳型か、右脳型かで「強み」は多少変わります。
なので、
ここでは代表的な5つの強みをお伝えしていきます。
『自分はどうかな…?』と当てはめて考えてみてください。
ズバリ、内向型の強みは以下の通りです。
・1つのことに粘り強く取り組める
・熟考し、慎重に物事を判断する
・相手の気持ちを深く考える
・時間をかけて「質」を高める
・情報を整理してから伝える
これらの強みを磨いていくことで、自分らしさを活かしながら、成果をだせる力が身についていきます。
しかし、
このように感じている方もいるんじゃないでしょうか?

ん-、強みは分かるんだけど、
社会で求められるのは外向型じゃない?

たしかに。
積極的にいろんな人と交流したり、
とにかく行動することが求められるよね。

今の自分じゃダメだな…
生まれ変わりたい!
正直、そう思いませんか?
ご存じの通り、
社会というのは「外向型が優秀だ」という価値観が根付いています。
この共通観念が蔓延してて生きづらい世の中です…
私は小学生の頃から、
「もっと積極的にならなきゃ」
「社交的な母が羨ましいな」
「誰とでもすぐ打ち解けるコミュ力がほしい」
この想いを抱え込み、ずっと外向型になろうとしてました。
・テンポよく会話できない。
・優柔不断で即決できない。
・要領よくできない。

こんな自分じゃ、ダメだ。
ぜんぜん評価してもらえないし、社会で役に立たない。まだまだ努力が足りない。苦しいけど、やらなきゃ。頑張らなきゃ。
ずっと、そう思ってたんです。
でも、
最近、やっと「積極的になろうとする自分」を手放すことができました。
その大きなきっかけは、
まさに最初にお伝えした内向型診断を受けたこと。

私は内向型…か。
「内向型」という言葉を知って、
貪るように本を読み漁り、ネットでも調べまくりました。外向型との違いを知って、内向型の強みを知って「ほんとこれ私のことじゃん」と首がもげるほど頷きまくりでしたね。
学び続けて気付いたのは、
たくさん努力してコミュ力を上げようとしても、もともと外向型のひとには適わないから、報われない努力を一生続けることになる…ということ。
ある意味、諦めがつきましたね。
あなたはどうでしょうか?
内向型なのに、外向型になろうとするのは
根本的に無理があるんですよ。
なぜなら、脳のメカニズムが違うから。
内向型は、外向型の神経回路と比べると40%多くのエネルギーを使います。それだけ内的な活動が盛んなのです。情報処理プロセスが長く、時間がかかるのも特徴的。
だから、
・1つのことに粘り強く取り組める
・熟考し、慎重に物事を判断する
・相手の気持ちを深く考える
・時間をかけて「質」を高める
・情報を整理してから伝える
これらの強みが生まれる。
そういう「脳の作り」なのです。
そう、
強みというのは「1番楽にできる方法で意思決定した結果」ともいえますね。
少ない労力で高い成果をだせるのは、脳の構造に合っているからなんですね。
かの有名なピーター・ドラッカーもこう言っています。
人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。
「マネジメント」 P.F.ドラッカー
弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。
強みに集中し、卓越した成果をあげよ。
強みを磨くことこそが、仕事で成果をだす最短ルートです。
社会で求められるか、周りが評価するか…という他人基準ではなく、「自分がどうしたいか」を大切にしてくださいね。
最後に:内向型が自分らしく生きるコツ
最後になりますが、
内向型が強みを活かして自分らしく生きるためのコツを1つ伝えます。
それは
『強みを活かせる環境を選ぶ』
ということ。
「努力すれば何でもできるようになる」
— てんこ@強みの見つけ方 (@922TAIchan) September 9, 2024
に苦しまないで。
・とにかく量をこなせ
・石の上にも3年
・練習あるのみ
歯を食いしばって頑張ることを美徳にしないで。
キャンドルが太陽のように輝こうとしても無理がある。でも、暗闇の中でキャンドルは安心感をもたらす🕯️
自分の持ち味を活かそう🙂
外向型は太陽。内向型はキャンドル。
もし、そうだとしたら
周りが常に騒がしく忙しない環境に身を置いていると、キャンドルの持ち味を活かせませんよね。
逆に、静かな環境で癒しを求めている人々にとって、ものすごく重宝されるわけです。
どっちがいいとか、悪いとかじゃない。それぞれ素晴らしい役割がある。
だからこそ、自分の環境は「自分に合っているのか?」を今一度見直してみてください。
この記事を読んで、
内向型のみなさんが、自分らしさを大切に生き生きと過ごしてほしいなと思っています。
参考になれば嬉しいです。
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